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【2年間の実録】住友不動産アフターサービスの対応力を事象とともに徹底解説~評判は本当か?~

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注文住宅を住友不動産に頼もうか迷っていている方ならやっぱり実際のところはどうなのか知りたいですよね。

・住友不動産のアフターサービスって評判通りなのか
・アフターサービスでどんなことを実際にやってもらえるのか

こんな疑問や不安を解消していきませんか。

この記事では、私が建てた住友不動産の注文住宅に住み始めて2年間の間で起きた出来事とアフターサービスの内容・対応力をご紹介していきます。

住友不動産で迷われている方の参考になればと考えております。

私は定期点検はもちろん、それ以外でも施工不良のトラブル保証期間内の備品の交換補修などで恐らく他の方より多くのアフターサービスを体験してきました。

この経験からわかったことを皆さんにも共有して、ハウスメーカーを選ぶお手伝いや、同じようなトラブルで困っている方にはどんな対応があるのか知って備えていただこうと思います。

アフターサービスは住んでみないとわからないので、対応力やどんなことが起きるか全く知らないと後悔することになるかもしれません。
私も住んでからこんなに苦労するものかと思ったのが正直なところでしたから。

住友不動産のアフターサービスは専門部隊が対応

前提として住友不動産の注文住宅で家を建てると、基本的に引渡後からアフターサービス部隊へ担当が引き継がれます

もちろん、今まで対応していただいた営業担当や住友不動産の現場監督と連絡が取れないというわけではありません。

営業担当に連絡することは可能ですが、結局はアフターの担当に伝えておきますねという感じになります。

私の場合も細かすぎて伝わらないであろう箇所の補修を営業担当に依頼をしたことがありました。
その際は、アフターサービス部隊へ連絡しておくという形になり、それ以降はアフターサービス部隊と日程の調整等を行いました。

大きな会社ということもあり、このように引渡前後で明確に担当をわけているようです。

2年間で起きた出来事と住友不動産のアフター力

重大トラブルへの対応力は?(住友不動産の瑕疵100%)

結論から言うと、重大トラブルへの対応力は10段階中3ぐらいです。
正直かなり不満ということにはなります。

先に良かった点から紹介すると、しっかり話し合えば非は認めてもらえます。
それから、あまりにもひどい施工不良や商品を壊してしまったなどの場合には、代替品の提供であったり金銭補償だったりと誠実に対応していただけます。

悪かった点は、基本的には上で書いた対応を住友不動産のアフターサービスの担当者レベルでは提案されることはないということ。
また、トラブルの対応を行う際にさらなるトラブルを発生させることが多いということです。

実際にあったのは、落ち度100%の施工不良箇所の修繕で最初に連絡してから修繕作業をするまで、1ヵ月以上待ちました。

私

施工ミスなのだから早く対応してほしい!

住友不動産
住友不動産

業者に空きがなくて・・・


これは生活上危険があったのですぐに対応が必要であり、その旨を伝えたのですがすぐに対応するということにはなりませんでした。

結局その施工不良箇所の修繕が完全に終わるまでなんと1年以上もかかったのです。
その理由が、修繕時に新たな傷をつけてしまうことが原因で直しては傷をつけての繰り返し

このように、重大トラブルだとしてもスピード対応どころか別の傷までつけてしまうような不満が残る対応でした。

この施工不良に関しては賠償金のようなものを書面を通してちゃんとした形でもらっており、どんなことがあったのかここに書いてお伝えできないのが非常に残念です。
(要は自分たちの不都合なところは隠したいということ)

ですが、この補修の際にさらに起きた2次災害はご紹介いたします。

壁に穴をあけられてしまった
結構大きな施工不良の補修のため、力いっぱい作業をしなければならなかったのでしょうかね。  
養生をぶち破って施工不良とは関係ない壁にぶつかって穴があいたようです。

しかも、作業者からの申告はなく私が見つけました。

穴の開いた壁の補修中の写真

②カウンター材がえぐれ
普通は人が乗らないようなカウンター材のようなものに業者が乗って作業を行ったため、カウンター材がえぐれてしまいました。

その場にはいなかった住友不動産のアフターサービスの偉い人に質問させていただいた結果、補修作業等でカウンター材に乗って作業することは問題があるということでした。

その場にいたアフターサービスの方は見ているだけで、何も注意等もされていなかったことも問題でしょうね。

えぐれたカウンター材の補修写真

③計画不備による工期遅延  
材料が全然足りないということで工期が延びてしまいました。

その間、リビングの3分の1ぐらい養生が取れないままで生活せざるを得ませんでした。
書面まで交わして、賠償金のようなものまで支払っていただいた対応であったのに、実際の補修についてはこんなずさんな計画で進めるのかと驚きました。


3つ紹介しましたが、細かいものは実はまだまだあります。
この出来事からわかったことは、住友不動産はトラブルに対する認識が甘く、直接現場で作業する方にもトラブルの対応だということが伝わっていなかったということです。

私はトラブルを起こしたらいつもより注意を払って丁寧に作業を行うことが基本だとは思いますが、その逆のような対応に正直がっかりでした。

業者さん
業者さん

暑いので冷房つけてください!

こう言われたときにはいろいろ通り越して笑うしかなかったですね。
もちろんつけてあげましたが。

保証期間内の設備品の不良への対応は?

メーカー品の等の設備品の不良への対応をすごく早いです。

これは結局のところメーカーに対応丸投げなので早いだけではあります。

洗面台の鏡のコーティングが割れたような現象が起きたとき、住友不動産のアフターサービスに問い合わせたら、1時間もたたないうちにメーカーから取り換えるのでいついつ大丈夫ですか?
という感じですぐに対応していただけました。

洗面の鏡のコーティング剥がれ写真

どうやら住友不動産が調整を行う必要がないものに関しては対応がすごく早いなと感じました。
ちょっと対応スピードがトラブルの種類によって違いすぎてびっくりでした。

定期点検時に必要となった補修への対応は?

軽微な補修は業者を手配して対応することになるが、あまり対応は早くない
また、業者次第ではあったが基本的に住友不動産が手配する業者はほぼすべて質は良くなかった

驚いた出来事として、定期点検で壁紙の補修やコーキングのやり直し等の軽微な補修を予定しておりましたが、予定した日に誰も来ないことがありました。

しかも、その日は連絡もなしだったので次の日にこちらから問うてみたところ、業者が忘れたとか業者に対してペナルティがどうとか回答がありました。

私からしてみればそんなことどうでもよくて、住友不動産はそんな管理すらできないのかと残念でしたね。

だってこちらから言うまで気付いてすらいないのですから。

他にも、補修の予定がなかなか決まらなかったり、2ヵ月以上先を提案されたり、作業内容が全然共有されていないため作業が遅れたりと様々。

対応に見かねて、アフターサービスの地域統括の偉い方に何度か補修の管理を現場で行ってもらいました。
しかし、その時も壁の補修は誰がやるだとかコーキングは誰がやるだとかで、結局そのときは壁の補修だけやってコーキングは別日になってしまいました。

このように、担当レベルどころか管理する立場の地域統括クラスの方ですら管理や段取りができていない現状がわかりました。

管理ができない住友不動産と質の悪い業者のタッグなので、やはり対応はあまり良くないという評価になってしまいます。

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住友不動産の注文住宅は成功?失敗?

ここまで住み始めてから起きたトラブルの実例を混ぜながらご紹介いたしましたが、2年住んで住友不動産で建てた家自体はそれなりに満足しております。

しかしながら、別の記事でも書いている通り、私の家は設計などは別のハウスメーカーで行っています。

そのため、正直住友不動産でなくても今と同じ仕様の家は建てることができただろうと考えています。

あえて挙げるとすれば、ワンランク上のキッチンやサッシなどが他のハウスメーカーより安く仕様に組み込むことができるぐらいでしょうか。

いろんなトラブルに見舞われましたがポジティブに考えれば、トラブルが発生したおかげで外構が安くなったりブログのネタができたりとなかなかできない経験ができました。

ただ、トラブルは起きないに越したことはありません。

私の家は新築であるはずが、2年の間に壁をぶち抜いたり、サッシが最初から補修であったりとなんだか中古物件のような感じでした。

そう考えると、住友不動産の注文住宅は値段相応であると言えます。

まとめ

住友不動産は大手のハウスメーカーより安く建てることができるが、その分補修やトラブルが多く対応もそこまで良くないため、建てた後苦労することあります。

そのため最初から注意を怠らず、気になるところは事前に知って対策をしていきましょう。

トラブルが起きなければ、とっても満足な家が建てられるそんなハウスメーカーが住友不動産だと思います。

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