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【住友林業】有料見積りの実力〜5万円は必ず戻ってくる?〜

house

住友林業の見積りが有料という理由で決断できないという方は是非見ていただきたい。

ハウスメーカーの大半は見積りを無料で実施しておりますが、住友林業では有料で5万円(2019年2月時点)となっています。

そこで、この5万円の実態を今回はご紹介したいと思います。

ちなみに私は5万円を払い見積りを実施して別のハウスメーカーで建てました。

全然無駄になったとは思っていません。

なので、有料ならやめておこうと考えたあなたにこそ読んでいただきたい。

5万円以上の価値があります。住友林業で建てなかったとしてもです。

それではまず住友林業で行う有料見積りですが、大きく分けて、
建設予定地の敷地調査の実施
図面・見積りの作成
この2点についてご説明いたします。


その前に、最初にお伝えしたいことは5万円払うまでは住友林業は何もしませんというわけではなく、営業マンは簡単な図面を作ってくれたり、お宅訪問などかなり手厚く対応していただけます。

木造で計画しているのであれば、予算は度外視してまず足を運ぶべきだと思います。

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建設予定地の敷地調査の実施

敷地調査をどこまでやるかはハウスメーカーによって異なりますが、その中でも住友林業はかなり細かいことまで実施してくれます。

また、調査の結果は分厚い敷地調査報告書を作成し、調査後速やかに受け取ることができます。

敷地調査報告書の主な内容

①建設予定地の建設計画に関連する諸官庁の連絡先
②敷地の登記や測量図等の付随書類
③道路やガス、上下水道等のインフラ関連の図
④地耐力の調査報告書

この中でも重要なのは地耐力の調査であり、無料で敷地調査を実施しているハウスメーカーでは実施しない内容です。

①建設予定地の建設計画に関連する諸官庁の連絡先

道路のことなら、「〇〇市〇〇土木事務所 tel:〇〇〇-〇〇〇〇」というような形で一覧化された資料であり、家づくり関係するインフラや申請関係の連絡先が一目でわかるようなものです。

敷地の登記や測量図等の付随書類

建設予定地の住所や敷地の面積、敷地図、周囲の土地保有の情報、建蔽率・容積率が記載された資料であり、有料無料に関わらずどのハウスメーカーでもだいたい取得してくる内容となります。

③道路やガス、上下水道等のインフラ関連の図

道路状況やガスの引き込みがされているかがわかる資料であり、この内容次第ではガスが引込めない土地に家を建てることになったり、予定外の出費が必要となることも判断できるものになる。

④地耐力の調査報告書

いわゆる地盤調査の報告書であり、スウェーデン式サウンディングと呼ばれる試験方法で地盤の強さを測った結果が記載されている。

有料のハウスメーカーでもここまでの調査は契約するまで実施しないケースが多い。

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図面・見積りの作成

見積り自体は、他のハウスメーカーとほとんど変わりありません。驚くべきは図面の作成についてであり、
その完成度はすばらしいものがありました。

設計士とコミュニケーションをとりながらパソコン上で修正したりとその反映スピードはとても速いものがあります。

また、3Dパースで内装のイメージから季節や時間によって太陽の光がどのようになるかも確認できます。

このパースの再現力が凄まじく、実際に出来上がった家の写真と見比べさせてもらったときは、あまりに同じだったので驚かされました。

家のイメージがこのパース作成によって出来るため、実際に建築した際にイメージと違ったということがほぼないそうです。

間取りが大体決まっているという場合は、無料相談会を活用する手もあります。

本来は住友林業の家造りに関わるいろいろなことを紹介して間取りのサンプルを作るというイベントですが、間取り作成に全時間を使うこともできてしまいます。

構造計算まで瞬時にやっていただけて、詳細まで決めることができてしまうかもしれません。

その結果を踏まえてから有料見積りに進むというのでも良いと思います。

ここで設計士さんの実力だったり確認できますので。


私は実際に有料見積りを依頼してみて、本当に良かったと思っています。

それは、地盤がゆるいために地盤改良が必要だとか、ガスが引けないためなどといった不確定要素が契約前にわかることです。

ほとんどの場合、契約後にこのような調査を行うことが少なくないのですが、もし地盤改良となれば数百万の追加資金が必要となり予算オーバーとなることも考えられます。

最悪の場合、ガス引き込みには近隣の土地の掘削が必要であったがその許可が下りないとなれば引込むことができないとなることも考えられます。
少しでもこのような懸念を先に把握できれば対処もできると思います。

また、この調査結果や図面は使い回しができるというのが私は一番の良いところだと考えております。

もしも、住友林業で予算等の折り合いがつかなければ、この二つの資料をもって別のハウスメーカーに足を運び同じ図面で見積りを取ってください。

敷地調査の結果もあるので、1週間でかなり詳しい見積りまでできると思います。

せっかくお金を出して買ったものですからフル活用してみることをおすすめします。

最後に5万円の回収方法ですが、他のハウスメーカーにする場合は、間違いなくこの資料の提示で5万円引いてくれますので、しっかり交渉してください。

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