スポンサーリンク

【新築住宅】内覧会・確認会で確認する箇所や項目を徹底解説

house

新築家造りの引き渡し前最後の確認として、内覧会や確認会と呼ばれるものがあります。これは、ハウスメーカーと施主が合同で行う最終チェックであり、とても重要なので後からトラブルにならないためにも徹底的に実施してください。
私は住宅を第三者の目で評価してくれるインスペクターと共に実施しました。この経験を基に見落としがちな箇所やこんなところまで指摘して良かったのかといったところまで解説していきます。

準備

・最新の図面(内部・外部)
・メジャー
・デジカメ
・マスキングテープ
・小さめの脚立

スポンサーリンク

前日までに準備が必要なものの一覧です。特に図面は最新のものが必要であり、手元にないようであればハウスメーカーにお願いして取得しましょう。図面とマスキングテープとデジカメで指摘箇所を管理しましょう。
まず、指摘箇所にマスキングテープを貼り番号を記載、図面の方にも番号と指摘内容を記載しリンクできるようにしましょう。
デジカメで最後に写真を撮れば補修前後の比較ができます。
下の画像が実際に指摘した箇所になります。このように管理すれば施主だけでなく、施工側の見落としリスクも減り双方にとってメリットがあります。

確認箇所

外部
・サッシ周り及びシャッターカバー
・雨樋の接合部分及び全体
・ガスの引き込み箇所
・外壁のコーキング部分
・外壁の施工部分
・玄関扉
・汚れ全般

内部
・壁紙と壁紙の隙間
・壁紙と設備品との接合部分
・建具のガタつき
・造作物のサイズや仕様
・キッチンとバスルームで

 同時にお湯を出した時の出力具合
・汚れ全般

スポンサーリンク

特に外壁は傷がつくリスクが非常に高いため、じっくり調査しましょう。また、光の加減により明らかになるタイルのズレなどもありますので、日中と夜の両方確認できるようにすることがベストです。
壁紙については、こんなもので良いかと妥協してはいけません。プロは出来る限り継ぎ目などを見えないように施工していますので、私たち素人の目でも確認できる程度のものは補修を依頼するべきです。
下の画像は壁紙と巾木(床と壁の境目)の隙間が微妙に空いているのですが、プロはこのような部分も普通に指摘をしています。私では恐らく空いていることがわかっていても指摘できなかった箇所であったと思いますので、これから確認する方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。

また、造作品などは納品後設置前に一度サイズの確認をすることが良いです。
私の家は造作カウンターを設置したのですが、奥行が5センチ決めた仕様より長くなってしまい、それが取り付け後に発覚しました。壁紙を何度も剥がしたくなかったため渋々了承した経緯があります。

内覧会・確認会はすべての工事が終わってから実施することをおすすめします。
当たり前ではないのかと思う方もいるかもしれませんが、意外とそうではないこともあります。
内覧会・確認会は通常引き渡しの1〜2週間前に実施されることになりますが、ハウスメーカー側は引き渡しを極力延ばしたくないためこの期間も工期に含めてしまうことがあり、実際私もこの状況に陥りました。
こうなるとその期間で施工された箇所の確認ができないまま引き渡し日が来てしまいます。
万が一何か施工不備があったとしてもローンを組んでいる場合は、引き渡し日当日の変更は難しくすでに全額支払いをしてしまった後ということになりかねません。
私のように引き渡し後1ヶ月もの間、大工が作業をしているような状況にならないよう内覧会までにすべての工程が終わるようにしましょう。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました