注文住宅現在計画中である、あるいは、これからという方でもしかして、こんなような悩みを抱えていませんか。
1つでも該当していたら是非試していただきたい方法があります!
これから伝授するたったの3ステップを実行するだけでその悩みが解決します。
私が実際にハウスメーカーと契約するまでの様々なやりとりの中で、明らかにスピードアップした方法です。
そんな私はというと100時間以上、期間にすると約6ヵ月もの時間を使って契約に至りました。
その間、当然あなたが抱えている悩みや不安を肌で体験してきたわけです。
もちろん今は満足する家を建てることができましたが、最初からこのやり方を知っていれば最短2ヵ月でハウスメーカーが選べたではないかと後になって思いました。
あなたにもこの方法で、妥協せずに無駄に時間を費やすことなく最短でハウスメーカーを選んでいただきたいと思います。
私と同じく木造で建てる方向けの方法をこれから説明しますので、鉄骨を選んだ方はここから先の内容を木造⇒鉄骨、鉄骨⇒木造と読み替えてください。
一部鉄骨の方にはそぐわない内容があるかもしれないので、そこはご了承ください。
最短でハウスメーカーを選ぶための下準備
木造か鉄骨か工法を決定
最初は、木造化鉄骨かを決めましょう。
とは言っても知識ゼロでよくわからなかったら、木造も鉄骨もやっているハウスメーカーで違いを聞くのもおすすめです。
土地の地盤が弱く鉄骨を建てるには解消が必要という場合は、そのお金がもったいないので木造という判断でもよいと思います。
ちなみに私もそうでした。
そういった無駄なお金をかけないのであればおすすめは木造です。
インスタで取り入れたい仕様の収集
次にインスタで取り入れたい仕様を収集しましょう。
今は、自宅内覧会みたいなことを行ってくれたいる方がたくさんいらっしゃって、思いもつかなかった仕様やほかの方が工夫したことを無料で手に入れることができます。
例えば、私の妻は家事室や空間の色味などをインスタで参考にしていました。
私もリビングの壁掛けテレビはいろんな方のを参考にさせていただいております。
結構知らないことやこんなことができるのかという驚きや発見があると思いますよ。
是非インスタを活用してみましょう。ハッシュタグは『注文住宅』とか『家づくりアイデア』がおすすめ。
そもそもハウスメーカーを選ぶということは?
ここでは、ハウスメーカーを選ぶこと=契約を結ぶことと定義します。
それも、ただ契約するだけの世間一般にいう仮契約ではなく、仕様がすべて決まったことを前提とした契約です。
なぜなら私は基本の契約だけして、あとからオプションの追加で増額が発生するなんて嫌でした。
それに、結局後から高くなるようでは意味がないと考えていたからです。
そもそもですが、基本契約だけするような『仮契約』というものはないからです。
法的には立派な契約行為ですし、もし取り消そうとしても違約金が発生する可能性もあるからです。
車で例えるならば・・・
どこのメーカーで買うかだけ決めて車種やオプションは後回しといった感じでしょうか。
とりあえず300万の新車で契約して、カーナビやETCやドライブレコーダーは含まれていませんなんて言われても後の祭りですし、なにより納得感がないですよね。
こんなめちゃくちゃな例えですが、車を買うときにそんなことあなたはしないはずです。
まして、車の10倍以上もする家ならなおさら仮契約なんていうことはしない方が良いことはわかっていると思います。
だから、ハウスメーカーを選ぶ=仕様が固まった状態で1番あなたに合ったハウスメーカーと契約することなのです。
前置きが長くなりましたが、ここから実際に私が行った3ステップを解説していきます。
【最短2ヵ月】ハウスメーカー選びの3ステップ
先に言っておこうと思いますが、私はこの3ステップで住友不動産と契約しました。
住友林業でもヘーベルハウスでもないので、それを念頭に置いてご覧ください。
そして、木造の注文住宅を建てるのが前提となります。
ステップ1:へーベルハウスで見積を依頼
最初の行動としては住宅展示場へ足を運び、鉄骨大手のヘーベルハウスで無料見積を依頼しましょう。
なぜ木造で建てる予定なのに最初に鉄骨系なのか?
その理由は、家を建てるのに必要な自分の情報を知るためです。
自分の情報とはなにかというと、ローン限度額になります。
どういうことかというと、注文住宅に対して知識がない状態でハウスメーカーを訪ねると、間違いなく年収や職業など聞かれると思います。
年収・職業という情報をもとにハウスメーカーは過去の顧客と照らし合わせて、どのぐらいの住宅ローンが組めるか限度額を割り出します。
この情報こそあなたにとっては絶対に欲しい自分の情報になるというわけです。
しかしこの情報は、本命となるハウスメーカーには知られてはいけません。
その理由は、年収=ローン限度額を本命に与えてしまうと見積はローン限度額いっぱいで作られてしまうからです。
だから、まったく契約する予定のない鉄骨のハウスメーカーを最初のステップに選ぶのです。
結構価格で苦労している方も多いと思いますが、それは本命に正直に年収や職業(会社名)を教えてしまっているからなのです。
ローン限度額いっぱいの高い見積もりを一度作ってしまうとそこから下げていくのがなかなか難しいんですよね。
次になぜ中堅ハウスメーカーではなく最大手のへーベルハウスなのか?
それは、大手のハウスメーカーはそれだけ担当者の質が良いことが多く、あなたの不安やふわっとした考えをまとめてくれるからです。
そして、レスポンスも早いため、自分を知るための情報がすぐに手に入るというメリットがあるからです。
このように下準備や模擬練習みたいな感覚で木造で建てるなら、自分と相手を知るために鉄骨大手のへーベルハウスで見積を依頼しましょう。
ポイントはローン限度額がわかったら予算を決めて次のステップに進むことです。
本番はこれからですよ。
ステップ2:住友林業で見積を依頼
下準備が終わって予算や家のだいたいの構想が決まったと思います。
次は住友林業で有料見積を依頼して敷地調査と間取り・仕様を決定しましょう。
ポイントはローン限度額・年収などがわかる情報は言わずに予算だけを提示することです。
そして、絶対に実現したいことも伝えてください。
では、
・なぜ住友林業の有料見積なのか?
・他社などの無料見積ではダメなのか?
それは、住友林業の有料見積を頼むことで2つ良いことがあります。
1つは、短時間でかなり詳細まで仕様を作りこむことができるという点です。
専属の建築士と直接3D画像を見ながらその場でイメージを手直ししてくれる体制なので、即反映はもちろんのこと、情報伝達ミスが発生しにくいです。
→
施主 設計士・営業
←
直接伝わることが最大の利点
→ →
施主 営業 設計士
← ←
しっかり伝わるかは営業担当次第
そしてもう1つの良いことは、土地の詳細な調査(ボーリング調査)やお役所系の資料集めをすべてやってくれて、それらをまとめたものを敷地調査報告書として一式もらうことができるからです。
すごいですよ!この敷地調査報告書があれば土地に関するすべての情報が手に入ったも同然!
例えば、セットバックの有無や正確な土地の広さなどがわかります。
あいまいな点はクリアになり、注文住宅計画が一気に進むのです。
実際私も仕様決めでは、時間経過による日の光の入り方までシミュレーションをしていただいたり、かなりリアルな家の姿をみながら間取りを決めることができました。
しかも図面は、敷地調査報告書をもとに作成されているので、もう家が建てられるぐらいの完成度でした。
このように、土地に関する正確なデータと完成形に近い仕様が敷地調査から1週間ほどで揃うので、住友林業で有料見積を依頼しましょう。
ちなみに、2019年に私が依頼したときは5万円でした。
この価値以上のものは、確実に返ってくると断言させていただきます。(私は住友林業の営業ではありません笑)
ステップ3:ハウスメーカー各社へ見積依頼
住友林業の有料見積で手に入れた最高の武器。
すなわち、ほぼ完成形の間取り・仕様書と敷地調査報告書を持ってハウスメーカー各社へ見積を依頼しましょう。
御社ではいくらでこの仕様が実現できますか?
提案力も見たいので完璧に同じではなくて構いませんよ。
これで大丈夫です。よっぽどの事でもない限り見積を作成してくれます。
ポイントは、住友林業の見積金額以外の内容を渡すことです。
そして、ここでも伝えるのは予算だけであり、仕様書と敷地調査報告書は必ずコピーを取るようにしてもらいましょう。
原本を貸し出してしまうと他のハウスメーカーに同じような依頼ができなくなってしまうためです。
これで大体同じ基準で作成された見積が出揃うので、容易にハウスメーカーの比較ができるようになります。
こうなると、あっという間に2社まで絞れると思います。
ちなみに私はこのとき、住友林業と住友不動産の2択となりました。
なぜなら出揃った見積は通常あいまいな金額となるような調査の項目が少ないというメリットがあります。
これが敷地調査報告書の強さです。
しかも、ほとんど仕様が決まっているため、本当に見積が返ってくるのが早いです。
そのため、住友林業の有料見積で手に入れた間取り・仕様書と敷地調査報告書を持ってハウスメーカー各社へ見積を依頼しましょう。
注意点
注意点としては、ハウスメーカーと信頼関係が築きにくいという点があります。
通常は、何度もハウスメーカーの営業担当と会って話しをすることで、信頼関係は築いていくものなのです。
そのため、この方法は会う回数が圧倒的に少ないため、その点は注意が必要なのです。
私の場合は、各社見積は作ってもらい何社かに絞る際は、金額ではなく私の担当となった営業さんで選びました。
最終的な契約には金額を含め総合的に決定したのですが、3社ぐらいに絞るときは営業さんで選ぶ方が良いと思います。
ステップ2で情報の伝達を図解していますが、営業さんが無能だと情報の伝達ミス等が多発して決めた仕様と違うものができてしまったりという話はよくあります。
実際私もFIXガラスを透明で指示していたのですが、最終の間取りの仕様書は曇りガラスとなってしまっていました。
契約前の中間の間取り図で、指示した内容が残っていたため、引渡し前に一度施工された曇りガラスを透明に変更できたのでよかったのですが、営業さんから設計に伝わらないことがあるのだなと実感した瞬間でした。
そのため、初めて訪れるハウスメーカーではまず強みなどを聞いたり、少し会話をして問題なさそうだなと思ったら見積を依頼する形でも良いとかと思います。
まとめ
あなたの2ヵ月の行動の詳細は、以下のような感じで進みます。
<1週目>
⇒ヘーベルハウスで無料見積
⇒インスタで真似したい家の仕様をチェック
<2週目>
⇒ヘーベルハウスの見積受取
⇒住友林業で有料見積を依頼/簡単な間取り・仕様の打ち合わせ
⇒インスタで真似したい家の仕様をチェック
<3週目>
⇒住友林業の敷地調査
⇒住友林業で間取り・仕様の打ち合わせ
<4週目>
⇒住友林業の敷地調査報告書を受領
⇒ハウスメーカー各社に見積依頼
<5週目>
⇒ハウスメーカー各社の見積受領
⇒ハウスメーカーを2~3社までに絞る
<6週目>
⇒絞った2~3社で詳細の仕様まで決めて修正見積を依頼する
<7週目>
⇒2~3社の見積を受け取って比較し、ハウスメーカーを1社に絞る
<8週目>
⇒絞った1社ですべての交渉ごとを終える
<9週目>
⇒契約
ある程度わかっている方であれば上記の3週目から始められるので、たったの6週間で終わるかもしれません。
住友林業で見積を取った結果、予算オーバーとなることもあるかもしれませんが、何を減らせば予算内に収まるのかなどまで把握してください。
木造では住友林業より高くなるハウスメーカーはほぼありません。
言い換えれば、住友林業で予算オーバーした仕様は他のハウスメーカーなら予算内で実現できる場合があります。
私のように100時間をかけて徹底的に比較することは決して悪いことではなく、その分知識は増え見積もりや図面がどんどん良くなっていくことは間違いありません。
でも、お子さんがいる方は子供の時間も同じぐらい大事ですので、私のように
・比較しなければ納得できない
・騙されたくない
・妥協したくない
と考える方の助けに少しでもなれば良いと思います。
下の注文住宅相談センターで注文住宅会社を選べて10万円もらえてしまうので、是非無料で10万円もらってくださいね。
各ハウスメーカーの特徴や住友林業の敷地調査結果がどういったものかはこちらの記事に載せておりますのでご覧いただければと思います。
ご質問等やご意見等がございましたらこちらにお願いいたします。
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