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ハウスメーカー営業マンの信用できない行動の数々~5つのチェック~

house

注文住宅を建てた方なら意外と経験されていると思いますが、

コンセントの位置が違う。
壁紙・床材が選んだものと違う。
最新の打ち合わせの内容が反映されていない。

こんなことが実はよく起こるハウスメーカーの注文住宅。

なにをそんな小さいことと思うかもしれませんが、氷山の一角なのですよ。

実際私の場合、最終図面のキッチンの向きが指定したものとは真逆でした。

詳細は下で詳しくご説明いたしますが、これは建築前に気付いたから良いものの、建築後期で変更できないなんてことだってあり得ます。

最悪の場合、間違った設計図でも「ハンコ押しましたよね?」なんて言われた時には、もうどうしようもないです。信頼もないです。

こうならないために、契約前のあなたが一旦立ち止まって今の営業マンが本当に信頼できる人かどうか判断材料をアドバイスいたします。

そして契約後のあなたができる自己防衛の方法をアドバイスいたします。

というわけで、今回のテーマは『営業マンを見極める術を身につけよう』です。

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信用できない営業マンと契約するとこうなる

信用できない営業マンと契約すると、どこかでやりとりがスムーズにいかなくなり、結局それが図面の不備だったり、施工不良という形で表れてきます。

営業マンも営業成績というものに追われながら、いろんなお客さんを相手にして日々行動しています。

そのため、利益率の高いお客さんなどを優先にして、そうでないお客さんは少し後回しなんてことは全然あると思います。

皆を平等というのは難しいのですが、それでもしっかりやってくれさえすればよいと思います。

私の場合も営業マンはちょっと心配な人でしたが、案の定やらかしていたのでいくつかご紹介いたします。

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キッチンの向きが逆

最初に少し述べましたが、最終図面のキッチンの向きが指定したものとは真逆となってしまった事象です。

私が指摘しなかったら、食卓にお尻を向けながら料理するアイランドキッチンになるところでした。

下の画像は、どちらも最終の仕様書にですが、矛盾しているのがわかりますよね。

何人もの承認を経て私の手に来たものとは思えないですよね。いい加減なのです。

左:平面図 右:キッチンのみの図面

カウンターの仕様3回間違える

私の家はカウンターを設置して2か所に穴を寸法まで決めてあける予定でした。

1回目:予定では2カ所だったはずの穴が3カ所あり、寸法・位置も間違っていたためやり直し。

2回目:穴で寸法が再度間違っていたためやり直し。

3回目:穴の位置間違えでやり直し。

4回目:やっと完成。

6週間もかかっての納品であり、なんと引渡後の対応でした。

しかもハウスメーカー側の勝手な判断で遅延料金はなし。

納得していないけど、なぜか勝手に私たちは納得した上で遅延したことになっていたんです。

このようなことにならないために、営業マンをしっかり見分けて事前に準備しましょう。

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営業マン信頼度チェック

残念ながら私が実体験を基に考えた営業マンの信頼度チェックで、5つのうち1つでも「あれ!?」っと思ったら、あなたの住宅は危険にさらされる可能性があります。

とはいえ、軽いものもありますので1つ該当しても、あなたの対応次第ではリカバリできますので安心してください。

記録をしっかり取っているか

記録をしっかり取ってるかどうかというのはもっとも簡単に営業マンの本質がわかる行動です

特にさらっと言ったことなどをしっかし書き留めていたりすると細かいところを決して逃さない性格で信頼ができます。

また、記録用紙の構成にも少し気を留めると良いです。

なんとなく「あっ。なんかきれいにまとまっているな」という程度でも気付いたら、それは頼れる営業マンかもしれません。

私の体験としては、基本的には記録はどんなに細かいこともしっかり取ってもらいましたが、記録を取らなかった内容だけ見事に忘れ去られました

その結果引き渡し後、約半年経ってもバルコニーのタープ用金具が取り付けられてない状態が続きましたから。

正直これぐらいなら可愛いものかもしれませんが・・・。

とにかく、後々言った言わないの状態になりますので、記録を取らないということが頻発する営業マンは信頼できません

そのような方が自分の担当だという方は契約は少し考えた方がよいでしょう。

もし契約後に気付いてしまったり、ハウスメーカー自体は良いのであれば、あなたが努力することで回避できます

まずは営業マンは言ったことを忘れるということを前提に打ち合わせをしましょう。

お互い話に夢中で記録を取り忘れたりすることもありますので、気付いたときに「今の会話記録しておいて下さい」と言ってみましょう。

それから、ボイスレコーダーを用いることも有効になると思います。

忘れないように取らせていただきますと言っておくと相手も記録を取る努力や対応もきちんとしてくると思います。

また、逆にあなたが記録を取って営業マンに確認印を押させるという手もあります。

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あなたのお金に関する話を大事にしてくれているか

お金の話でいうと予算ぐらいまでだったら何となく軽く話しても良い気はしますが、立ち話の中で唐突に「ご年収はいくらですか?」と聞いてくる営業マンもいます。

私も実際展示場を見せてもらいながら話しているときに突然聞かれました。

他の方たちにも聞かれてしまいますしちょっと問題ですよね。

その方はかなりの若手で恐らくわかっていないことも多いのだろうと思いますが、とはいえ、大切なこととそうでないことの区別ができないタイプの営業マンです。

こういうタイプの場合は、こちらの要望など途中から反映されなくなったり、家のコンセプトを無視した営業マンが良いと思う住宅ができてしまう可能性があります。

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ころころ話が変わらないか

営業マンのころころ話が変わるのは、後々重大な欠陥や問題が発生する信用できない行動の1つです。

ある時は、

営業
営業

標準仕様はここまでです。

またある時は、

営業
営業

実はここまでが標準仕様でした。

こんなことがよくある営業マンもかなり危険です。

言ったことに責任を持たず簡単に覆してしまうことを何とも思わないタイプのため、いざ図面作成の段階でも勝手に仕様を変えられてしまう可能性があります。

これも私の実際にあった話ですが、屋根裏の点検口の位置は1番隠れる場所に取り付けるよう決めており、図面にまでしっかりと記載されていました。

それがあろうことか勝手に別の場所に変更されて施工されました。

建てる上で、不都合なことがあったようですが、変更前に事前に知り合いの建築士の方に相談してからベストな変更方法をこちらも回答する旨を営業マンに伝えて了承されていました。

にもかかわらず、回答を待たずに別の位置に勝手に変更されていました。

その営業マンは事後報告で伝えればどうにでもなると考えていたのだと思います。

その結果、無駄に天井に穴を開けられてしまいました。

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あなたの住宅を大切にしてくれているか

あなたの住宅を大切にしてくれるかは正直建て始めた頃にならないとわからないかもしれません。

先に私の体験談からご紹介いたします。

営業
営業

傷がつくのは当たり前です。
傷は後で補修します。

建設後期の足場が取れた段階で屋外側のサッシのほぼ全箇所に傷がついておりました。

営業に傷がつくのは当たり前なのかと伺ったところ、そういうものであり、補修で対応すると悪びれもなく平然と回答がありました。

実際補修すると全く違う色味になってしまったり良いことはありません。

こんなことにならないよう、営業マンを試す意味でも「傷がつくのは当たり前か?」という問いは投げかけ、その回答に誠意が感じられなければ信用できない営業マンであると思います。

もちろん傷がついてしまうのは、確かにしょうがないことではあります。

しかし、予見できる場所になんの対策も施さずに傷がつくのは意味が違います

あなたの住宅が営業マンに大切に思われていないことになりますよね。

そのため、傷に対する認識をあらかじめ問うておき、できるだけ大切に思ってくれる営業マンを選ぶのが良いでしょう。

当たり前と言われた傷 擦り傷・角の凹み

時間を守れるか

打ち合わせに遅れたりすることが頻発する営業マンも信頼できません。

このような方は、平気で引渡日を破ります。しかも、遅延金は払いません。

またまた私の話をさせていただきます。

内覧会で手直し等が発生したのですが、引渡後に対応させてくれと打診されたケースです。

これは許してはいけないことにあとになって気付くことになりました。

それは、手直しに何度も失敗し、結局引渡後1ヶ月経っても職人が出入りする状態が続きました。

こんなことにならないように契約前に時間を守れるか人かどうかをみるのは必須です。

人として当たり前のことではありますが。

万が一そのような営業マンに契約後に気付いたのならば、ハウスメーカー側の瑕疵で遅れたときは必ず遅延金を頂くことを絶対に伝えてください。

内覧会までに全部終わっていない場合は内覧会を延期することを前提としてください。

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まとめ

営業マンを見極めることができると、契約前であればもちらんそのような営業マンとは契約することはしないでしょう。

また、ハウスメーカーを気に入っているのであれば、営業マンの交代ができることでしょう。

契約後のあなたであれば、あなたのこれからの努力で良い住宅を建てることができます。

契約前に比べれば少しばかり努力は必要ですが、問題ありません。

今思えば私は後者側の対応をした施主です。

もし、あなたが何もしなければ、引渡日まで何も気付くことなく躯体に影響を及ぼすほどの瑕疵を見抜けず中身の薄い補修で済まされてしまうことになりかねません。

そうならないためにも、再度営業マンが信頼できる人なのかこの記事の5つのチェックで確認してみてください。

まだ間に合いますので、良い家を建てるために頑張りましょう。

書ききれなかった私の家の不具合や詳細はこちらの記事にも載せておりますので、興味がある方は覗いてみてください。

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